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ゴールドマンの上級バンカーが昇進、モルガンSが5月に引き抜き模索

米ゴールドマン・サックス・グループは、数カ月前にモルガン・スタンレーが引き抜きかけた上級バンカーのタミー・キーリー氏を昇進させる。

  ゴールドマンの広報担当者によれば、キーリー氏はキム・ポスネット氏と共に、企業の合併・買収(M&A)で重要な部分を占めるテクノロジー、メディア、通信の3業界の顧客関係維持を担当する部門の共同責任者となる。キーリー氏は5月、半導体と自動車技術を担当するグローバル責任者のポストを用意されてモルガンSに引き抜かれたが、移籍契約を取り消して残留を決めていた

Tammy Kiely

タミー・キーリー氏

ゴールドマン・サックス

  ゴールドマンはキーリー氏の部門で今年、ニューヨーク在勤の責任者を起用するほか、JPモルガン・チェースのM&A担当幹部、カート・サイモン氏を共同会長として起用することも予定するなど、幹部の刷新を進めている。ゴールドマンの役職として最上位にあたるパートナーが同部門には15人もおり、投資銀行事業の中でも同部門がいかに重視されているかが如実に表れている。

  キーリー氏は1999年にKPMGから移籍してゴールドマンに入社。2014年にパートナーに指名された。同氏はクアルコムが今年1170億ドル(約13兆1000億円)でブロードコムに身売りすることを検討した際、クアルコムに助言を行ったうちの1人。同案件は結局、トランプ米政権が阻止し、成立しなかった。

原題:Goldman Banker Who Almost Left for Morgan Stanley Gets Promoted(抜粋)

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