武田薬がシャイアーの眼科関連資産の売却検討、買収完了後

  • 「ナトパラ」についても売却可能性を複数の銀行と協議
  • 資産売却で武田薬は約40億-50億ドル調達できる可能性
Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg
Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg

武田薬品工業は620億ドル(約6兆9000億円)規模のシャイアー買収完了後に、同社の眼科関連資産の売却を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。武田薬は買収資金調達で膨らんだ債務の削減手段を探っている。

  非公開情報だとして匿名を条件に語った同関係者らによると、ドライアイ治療薬「シードラ」が売却対象候補の一つとして検討されている。また、副甲状腺機能低下に伴う低カルシウム血症に対応する「ナトパラ」を売却する可能性についても、武田薬は複数の銀行と協議しているという。

  これらシャイアーの資産が売却された場合、武田薬にとって約40億-50億ドルの資金調達につながる可能性があると関係者は述べた。検討は初期の段階で、どの資産売却を目指すかについての決定はまだだという。

  同関係者らによれば、シャイアー関連資産の売却は武田薬による買収完了後に実施する。武田薬の担当者はコメントを控えた。シャイアーの担当者に電話でコメントを求めたが、今のところ返答はない。

原題:Takeda Is Said to Weigh Sale of Shire Eye Care Drug to Cut Debt(抜粋)

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