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インタラクティブ・ブローカーズ、高頻度取引に対抗するIEX上場へ

  • 同社はIEXが運営する取引所に上場する初の企業となる
  • 同社のピーターフィー会長は電子取引革命をもたらすのに一役買った

米インタラクティブ・ブローカーズ・グループのトーマス・ピーターフィー会長は、米株市場に電子取引革命をもたらすのに一役買った。今も自動化を否定してはいないが、高頻度トレーダーに対してはその台頭を抑える取り組みで主導的役割を演じようとしている。

Billionaire Peterffy Says $1.9 Billion Tax Bill Helps U.S. Poor

トーマス・ピーターフィー氏

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  インタラクティブ・ブローカーズは12日、IEXグループが運営する取引所に株式を上場すると発表した。IEXはマイケル・ルイス氏の2014年の著書「フラッシュ・ボーイズ」で有名になった。同書では、高頻度トレーダーが米株取引において持っていると思われる優位性を排除するために、IEXが受注から売買までの時間を350マイクロ(マイクロは100万分の1)秒遅らせていることが描かれている。

  インタラクティブ・ブローカーが上場先をナスダックからIEXに移せば、IEXは初めて同取引所に上場する企業を勝ち取ることになる。

  ピーターフィー氏(73)のチームは30年前、すべての注文をキーボードで入力するよう求めるナスダックのルールを回避するために、これを代行するロボットを開発した。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、同氏は世界49位の富豪で、資産額は185億ドル(約2兆円)。

原題:Billionaire Who Once Built Robots to Trade Goes to War With Them(抜粋)

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