きょうの国内市況(9月13日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株反発、米中交渉の再開期待広がる-資源セクター中心幅広く上げ

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は反発。米国と中国の通商問題改善への期待が広がり、国際商品市況の上昇も好感された。中国経済の動向に敏感な鉱業や石油、非鉄金属、商社、海運株など資源セクター中心に情報・通信や電力、小売株など内需セクターも上げ、東証1部33業種中、32業種が高い。

  TOPIXの終値は前日比18.70ポイント(1.1%)高の1710.02、日経平均株価は216円71銭(1%)高の2万2821円32銭。TOPIXは5日以来の1700ポイント回復、日経平均は8月31日以来の高値。

  三井住友アセットマネジメント株式運用グループの平川康彦シニアファンドマネージャーは、「貿易問題や国内の通信や医薬品の政策リスクなどさまざまな面で不透明感が強い。景況感からは日本株がレンジの上値を抜けるほど力強くない」とし、「下げに備えている投資家が多く、話し合いなど通商交渉に対する多少の期待感が出るだけでも買い戻しが入りやすい」と話した。

  東証1部の売買高は13億4675万株、売買代金は2兆3464億円、売買高は前日から8%弱減った、値上がり銘柄数は1511、値下がりは513だった。

  東証1部33業種は鉱業、ゴム製品、海運、石油・石炭製品、卸売、電気・ガス、非鉄金属など32業種が上昇、下落はその他製品の1業種。売買代金上位では三菱商事、武田薬品工業、ダイキン工業、ブリヂストン、住友金属鉱山が高い、これに対しゴールドマン・サックス証券が投資判断を下げた東京エレクトロン、野村証券が判断を下げたSUMCOは安い。

●債券は小幅安、長期金利0.1%接近で警戒感-日銀スタンスを見極め

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は小幅安。日本銀行の金融政策決定会合を来週に控えて今後の政策スタンスが注目される中、長期金利が0.1%に接近する局面では上値を買い進める動きが出にくいとの見方から、やや売り圧力が掛かる展開となった。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の351回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値から横ばいの0.105%で取引を開始した後、0.5ベーシスポイント(bp)上昇して0.11%で推移した。

  三菱UFJ信託銀行資金為替部の鈴木秀雄課長は、「10年債利回りの0.1%割れを買っていけないような状況が続いている。超長期ゾーンも含めて金利は買いづらい水準まできている」と指摘。一方、「日銀のスタンスが今後どうなるのかが注目になっている。今のところ急に金利を上げるような感じではないと思われ、上下どちらにも動きづらい。基本的にはレンジ相場というイメージ」と言う。

  財務省がこの日に実施した5年利付国債の結果は、最低落札価格が100円81銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想と一致した。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は5.53倍と、前回の3.95倍を上回り、2000年の同入札開始以降で最高水準まで上昇した。小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1銭と、前回と同水準だった。平均落札利回りはマイナス0.071%、最高落札利回りはマイナス0.069%となった。

●ドル・円は上昇、米中協議期待やトルコ利上げ観測でー株高も追い風

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。米中貿易協議への期待やトルコの利上げ観測などを背景とした新興国懸念が後退した。日本株が大幅上昇し、リスク選好のムードが広がったことも相場の追い風になった。

  午後3時18分現在のドル・円は前日比0.1%高の1ドル=111円42銭。朝方に付けた111円17銭を日中安値に水準を切り上げ、午後には一時111円47銭まで上昇した。

  東海東京証券金融市場部外貨管理グループの吉田幹彦グループリーダーは、「市場全体でこれまでネガティブにみていたものが好転する期待が高まっている。北米自由貿易協定(NAFTA)交渉、英国の欧州連合(EU)離脱交渉、そして新たに出てきたのが米中通商交渉再開に対する期待」と説明した。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、ほぼ変わらずの1ユーロ=1.1624ドル。ポンド・ドル相場は0.1%安の1ポンド=1.3033ドル。ドル・トルコリラ相場は0.4%高の1ドル=6.3673リラ。前日に一時6.3319リラと8月29日以来のリラ高・ドル安水準を付けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE