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中国進出の米企業:貿易摩擦で製造コスト増大、需要は縮小-調査

  • 米商業会議所調査では最初の関税発動で打撃受けたと60%強が回答
  • 米政権は下方スパイラルのリスク冒していると米商業会議所が指摘

中国に進出している米企業は、米中貿易摩擦により製造コストが増大する一方で需要は縮小しているとした上で、摩擦が激化すればさらに大きな打撃を被るとの見解を示した。

  これは米商業会議所(北京、上海)が8月25日-9月5日に米企業430社余りを対象に実施した調査の結果だ。回答した60%余りの企業が米中間の最初の関税発動により打撃を受けたとした。また74%が将来的に米関税によって打撃を被ると回答。中国の報復関税で打撃を受けるとした回答は68%だった。

  トランプ大統領は先週、現在検討中である中国からの2000億ドル(約22兆3000億円)相当の輸入品への関税導入案に加えて、新たに2670億ドル相当にも賦課する用意があると表明した。米商業会議所(北京)のウィリアム・ザリット会頭はこの追加関税案について、「米政権は報復の連鎖による下方スパイラルのリスクを冒しており、これは誰の得にもならない」と指摘した。

  米商業会議所(上海)のエリック・チェン会頭は、「この調査はわれわれの懸念を裏付けた。関税は米企業に既に悪影響を及ぼしており、2000億ドル相当の中国製品に関税が賦課されれば、はるかに大きな打撃を被るだろう」と述べた。

原題:U.S. Firms in China Say Tariffs Boosting Costs, Crimping Demand(抜粋)

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