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AMDが12年ぶり高値、次世代GPUで競争力高まるとCFOが発言

  • 他の半導体銘柄の値動きに逆行-SOXは1.2%安
  • AMDの次世代製品はインテルより1年近く早く市場に登場する

12日の米株式市場では、半導体株全般が下落したにもかかわらず、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の株価は12年ぶりの高値で終了した。

  AMDのデビンダ ー・クマール最高財務責任者(CFO)はラスベガスで開かれたドイツ銀行主催のテクノロジー会議で、同社の最新の画像処理半導体(GPU)で自身は将来に楽観的になっていると述べた。この回路線幅7ナノメートルの半導体によって同社の競争力は高まるとした。AMDの次世代半導体はライバルのインテルより1年近く早く市場に登場する。インテルは2019年後半まで自社製品を投入しない見通しだ。

  サスケハナのアナリスト、クリストファー・ローランド氏はこの時間差によってAMDは「ここ数十年で初めてインテルに追いつき、その結果、市場シェアを奪うことになる」と指摘した。

  またAMDのリサ・スー最高経営責任者(CEO)は11日、米経済専門局CNBCの番組で、次世代ゲームのプラットフォーム向けGPUでマイクロソフトやソニーと協力していると述べた。またローゼンブラット・セキュリティーズのアナリスト、ハンス・モーゼスマン氏が目標株価をこれまでの30ドルから40ドルに引き上げた。

  AMD株の12日終値は7%高の32.21ドルと、2006年5月以来の高値となった。一時は7.3%高まで上昇したが、ウルフ・リサーチのアナリスト、ロブ・ギンスバーグ氏が「買われ過ぎており、一息つく方向に向かう」とコメントし、高値から幾分後退した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.2%安で終了した。

原題:AMD Rises to Highest in 12 Years, Bucking Rest of Chip Stocks(抜粋)

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