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ブレイナードFRB理事:今後1-2年、漸進的な利上げ継続を予想

  • 長期的な中立金利上回る水準まで政策金利引き上げの可能性も
  • 労働市場は「力強く」、「堅調な」経済成長続く公算が大きい

米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は12日、米金融当局が今後1-2年にかけて漸進的な利上げを続けるとの見通しを示した。財政刺激策が「需要の追い風」になるとして、主要政策金利を3%を上回る水準に引き上げる可能性も指摘した。

  ブレイナード理事はデトロイト・エコノミック・クラブで講演し、労働市場は「力強い」と述べるとともに、「堅調な」経済成長が続く公算が大きいとして、楽観的な景気見通しを示した。

  その上で、「予期せぬ事態がない限り、完全雇用を持続させインフレ率を当局の目標近くに維持するために、今後1-2年にかけてフェデラルファンド(FF)金利を引き続き漸進的に引き上げるのが適切となる公算が大きい」と述べた。経済に関する同理事の講演は5月以来。

  ブレイナード理事の発言は、米金融当局が25、26両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場で広範に予想されているように、現在1.75-2%としているFF金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き上げる可能性が大きいことをあらためて示唆するものだ。投資家の間では最近、当局が12月に今年4回目となる利上げを実施するとの観測が高まっている。

  ブレイナード理事はかねてFOMCメンバーの中ではハト派と目されてきたが、財政刺激策が経済成長を後押しする中で、今年に入ってタカ派的な姿勢に転じている。12日の講演では、米金融当局が経済のバランスを保つために、長期的な均衡レベルと見なすよりも高い水準にまで政策金利を最終的に引き上げる可能性があるとの見方を示した。

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原題:Fed’s Brainard Sees Gradual Rate Hikes Over Next Year or Two (1)(抜粋)

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