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アルトリアが10年ぶり大幅高-電子たばこ販売規制に向けた動きで

  • 未成年者の電子たばこ利用問題で米FDAが対策を求める
  • 電子たばこ販売禁止なら伝統的たばこメーカーにプラス-アナリスト
U.K. to Launch Inquiry Into E-Cigarettes Amid Boom in Vaping

Photographer: Timothy Fadek / Bloomberg

U.K. to Launch Inquiry Into E-Cigarettes Amid Boom in Vaping

Photographer: Timothy Fadek / Bloomberg

米食品医薬品局(FDA)は12日、未成年者による電子たばこの利用が広がっている問題に対処するため、電子たばこの主要5ブランドのメーカーに対策を求めた。これを受け、伝統的なたばこメーカーの株価は10年ぶりの大幅高となった。

  アルトリア・グループは一時7.7%高、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は6.9%高といずれも2008年以来の大幅上昇。フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)の上昇率も約3年ぶりの大きさとなった。

Altria, Philip Morris surge as FDA moves to crack down on e-cigarettes

  「JUUL」などのブランドの電子たばこが消費者を引きつける中で、投資家は電子たばこ人気が従来型たばこ業界に悪影響を及ぼしているとの懸念を強めていた。主要たばこメーカー各社は「JUUL」に対抗する有効な手段を見いだせていないため、FDAの動きはこれら企業にプラスと受け止められたと、カウエンのアナリスト、ビビアン・アザー氏は指摘した。

  FDAは電子たばこメーカーに対し、60日以内に計画を提出するよう求め、未成年者による電子たばこの入手阻止で十分な対策が講じられない場合は販売禁止もあり得るとしている。

  ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ボニー・ハーゾグ氏は12日のリポートで、電子たばこの販売が禁止された場合、アルトリア・グループが恩恵を受ける可能性が最も大きいと指摘。「たばこ製品、特に『マールボロ』へのJUULの影響に対する市場の全般的な懸念を踏まえると、JUULの販売禁止の可能性はアルトリアにポジティブだとわれわれは考える」と記した。

原題:Altria Jumps Most in Decade as E-Cig Threat Fuels Tobacco Stocks; U.S. Toughens E-Cigarette Stance, Threatening to Stop Some Sales(抜粋)

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