コンテンツにスキップする

ドイツ銀行、持ち株会社への移行を検討

  • 体制変更ならほぼ独立した三つの部門を創設へ
  • 投資銀行部門は他行との競争に引き続き苦戦
Key Speakers At DIW Women's Finance Summit
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
Key Speakers At DIW Women's Finance Summit
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ドイツ銀行は社全体または一部の合併に速やかに動ける体制を築くため、社の分割を容易にする動きが社内で勢いを増している。同行の議論に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  協議が部外秘であることから匿名を条件に語った関係者によると、ドイツ銀行は持ち株会社への移行が議論に上っており、実現すれば核となる親会社の下にほぼ独立した三つの中核部門が創設される。互いの部門を支援する機能は必要最低限とする見通しだという。

  ドイツ銀行は投資銀行部門が他行との競争に苦戦し、リテール部門もだぶついた労働力と過剰な数の銀行がひしめく国内市場を背景に大規模な利益をあげられていない。クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は4月、投資銀行部門の縮小に的を絞ったリストラ策を発表。同行のリストラ策発表は3年間で4回目となったが、投資家はそれで業績が回復するのか納得できずにいる。

  ドイツ銀行の広報担当者はコメントを控えた。

  ドイツ銀行の経営幹部らは現時点でこの体制転換を最優先課題とみなしていないが、幹部の多くは持ち株会社への移行で戦略的な柔軟性が増すと考えていると、複数の関係者は語った。複数の同行大株主の代表は、柔軟性を高める構造に反対しないと述べた。

原題:Deutsche Bank Said to Mull Holding Company Amid Deal Speculation(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE