コンテンツにスキップする

欧州議会、ハンガリー制裁提案を採択-ポピュリズム拡大阻止へ

ハンガリーのオルバン首相が、欧州連合(EU)から異例の非難を受けた。EU域内では、ナショナリズム(国粋主義)台頭を巡る激しい対決が迫っている。

  欧州議会は、民主主義の基準を後退させているとの見地から、オルバン政権への制裁を求めた。これを受けてハンガリーの株式と通貨フォリントは下落。議会の提案は次に、EU加盟国政府の審議にかけられる。ただ、最も重い罰則となるEUでの議決権停止には加盟国政府の全会一致が必要で、これまでにポーランドがオルバン政権を擁護する意志を表明していることから、同罰則実現の公算は小さい。

  欧州議会は12日、ハンガリー政府を非難する提案を賛成448、反対197で採択。ハンガリーは法の支配を含む原則の「重大な違反を犯す明白な危険要因」をもたらしていると提案で指摘した。この決定は、来年5月の欧州議会選挙に向け準備を進める親EU派とポピュリスト(大衆迎合主義)勢力の対立を浮き彫りにしている。

原題:Hungary Censured as European Showdown Over Populism Takes Shape(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE