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トルコ大統領、自らを政府系ファンド会長に指名

  • 新たな統括責任者はマレーシアのカザナ・ナショナルから起用
  • 旧経営陣全員を更迭、娘婿のアルバイラク財務相も理事会入り

トルコのエルドアン大統領は同国政府系ファンド(SWF)の経営陣全員を更迭し、自らを会長に指名した。

Recep Erdogan

トルコのエルドアン大統領

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  統括責任者にはマレーシアのSWF、カザナ・ナショナルでトルコ・アフリカ担当責任者だったザフェル・ソンメズ氏を起用した。官報に掲載された広告によると、エルドアン大統領の娘婿であるアルバイラク財務相も理事会メンバーに名を連ねる。

  トルコ政府は2000億ドル(約22兆2600億円)規模の国有資産を活用し、クーデター未遂事件後の市場の混乱を抑えようと2年前にファンドを設立した。だが目的や戦略が明確にされることはなく内紛もあり、大統領の失望表明を受けて初代の最高経営責任者(CEO)は解任されていた。

  この経営陣刷新でエルドアン大統領はまた1つ国内主要金融機関への支配力を固める。同ファンドはトルコ航空、トルコ・テレコム、国営銀行のジラート銀行とハルクバンク、国営石油・パイプライン会社、国営郵便、証券取引所、国営鉄道などの株式を保有している。

原題:Erdogan Names Himself Turkey Wealth Fund Chairman in Shakeup (1)(抜粋)

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