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ECB:ユーロ圏成長見通し下方修正へ、13日公表の経済予測ー関係者

  • 今年以降の経済成長予測を小幅引き下げ、インフレ予想ほぼ変わらず
  • 経済予測はドラギECB総裁が13日に公表する予定

欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏の成長率見通しを下方修正する見込みだ。世界的な貿易摩擦が域外からの需要を後退させたことが理由だと、最新のECB予測について知る複数の当局者が明らかにした。

  最新の見通しはまだ公表されていないため関係者が匿名を条件に述べたところによると、今年以降の経済成長予測が若干引き下げられる見込み。英国とトルコなどが需要後退の一因だという。米国についての見通しは依然としてポジティブだと関係者らが付け加えた。

  ECB政策委員会は量的緩和を段階的に終了させようとしているが、関係者によると見通しの修正は今のところ、この計画を頓挫させるほど大きくはない。金融政策を左右する主要な要素であるインフレの見通しはほぼ変わっていないという。

  この下方修正の見込みが伝えられた後、ユーロは下落。フランクフルト時間午後0時22分現在は1ユーロ=1.1589ドル。

  関係者によると、経済予測を策定するECB内の委員会は現在、成長へのリスクは下振れ方向に傾いていると考えている。前回の政策委員会会合後の声明では、リスクは「おおむね均衡している」とされていた。政策委員会は経済予測で示された見解を採用せず、13日にも同じ表現を使う可能性もある。

  ECB報道官はコメントを控えた。

ECB to Update Projections

June forecasts saw growth slowing from 2.1% this year to 1.7% in 2020

Source: European Central Bank

原題:ECB Is Said to Lower Euro-Area Growth Outlook on Global Demand(抜粋)
ECB Said to Lower Euro-Area Growth Outlook on Global Demand (1)

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