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ガンドラック氏:ドル下落の公算、年末は恐らく今より安いと予想

  • ドル値下がりなら新興市場国などの株式には朗報
  • 銀行ローンとMBS勧める-年末S&P500、年初下回るとも予想

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高投資責任者(CIO)によれば、ドルは今後値下がりする公算が大きい。そうなれば、新興国の株式など米国以外の株式には朗報かもしれない。

  ガンドラック氏は11日、自身が運用するトータル・リターン・ボンド・ファンド向けウェブキャストで、「まずは下に向かう新たな動きを見ることなく、新高値をドルが付けにいくとは思わない」とし、「ドルは恐らく年末時点で現在より安いだろう」と続けた。

Speculators' net position on dollar near highest since early 2017

  トランプ大統領がドル安を望んでいるのも一因で、ドル高を見込む向きは読み間違える結果に終わるだろうとも指摘。景気先行指数はリセッション(景気後退)が迫る兆候を示してはいないが、新興市場の状況が悪化すれば、世界市場は幅広い問題に見舞われる可能性があるとも話した。

  ドル以外についてガンドラック氏は、以下の内容も指摘した。

  • 米10年債利回りが2.25%まで低下するとは予想しないが、投機的なショートがとてつもない規模になっているため、大規模ショートスクイーズが起きればあり得る
  • 現在の市場で購入するのに最適な債権は銀行ローンと民間発行の住宅ローン担保証券(MBS)
  • ポートフォリオに商品を加えるのに良い時期の可能性-商品は通常、景気サイクル終盤にパフォーマンスが良い
  • S&P500種株価指数は年初より低い水準で年末を迎える可能性-マイナスとなっている他の株価指数との乖離(かいり)が縮む

原題:DoubleLine’s Gundlach Says Dollar’s Next Move May Be Downward(抜粋)

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