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Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

アマゾン、法人向けサプライ事業が急成長

  • アマゾン・ビジネスは現在、米国や日本など8カ国で事業展開
  • 2021年までに売上高250億ドル突破も-ロバート・W・ベアード
An employee unloads a truck load of Amazon.com Inc. packages at the United Parcel Service Inc. (UPS) Chicago Area Consolidation Hub in Hodgkins, Illinois, U.S., on Tuesday, Dec. 5, 2017. UPS is expecting slight delays in package deliveries through the middle of this week after a surge in e-commerce sales swamped its network in the days after Thanksgiving.
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

学校や病院、政府の間では必需品の購入先として米アマゾン・ドット・コムを利用する動きが急速に広がっており、3年前に始めたこの法人向け事業は年間100億ドル(約1兆1200億円)の売り上げを実現するまでに成長した。こうした成功で同事業は近い時期にクラウド部門アマゾン・ウェブ・サービシズやデジタル広告サービスに匹敵する収入をもたらす可能性がある。

  この事業は現在8カ国で展開中だが、同部門を統括するバイスプレジデントのプレンティス・ウィルソン氏によると、アマゾンは顧客の要望に応えて海外でのサービス拡大を継続する見込みだ。11日の取材に対し同氏は「4、5カ国でかなりの数の顧客がわれわれのサービスを利用している」とし、もっと多くの国に対象地域を広げるよう求める要望があると語った。

  アマゾン・ビジネスはアマゾンが新たな収入源確保に動いている具体例の1つで、年間売上高が今年2000億ドルを突破すると見込まれる同社が2桁成長を維持するのに寄与している。このプログラムはアマゾンが個人顧客向けに整備した既存の倉庫や配達網を活用するもので、1つのショッピングサイトで相当数の商品を提供する小売りモデルに倣ったものだ。コンピューター用キーボードや清掃用品、オフィス用品、休憩室で食べる菓子などが人気の商品分野だ。

  ロバート・W・ベアードのアナリストらによると、アマゾン・ビジネスの売上高は2021年までに250億ドルを超える見通し。

  この事業は現在、米国とドイツ、英国、日本、フランス、イタリア、スペイン、インドで実施している。アマゾンの小売り事業はこれら8カ国に加え、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、オランダで展開しており、こうした国々が事業拡大の対象となる可能性がある。同事業はステープルズコストコ・ホールセールWWグレンジャーのほか、中小の専門業者らと競合する。

  アマゾンは2015年に米国でアマゾン・ビジネスを開始し、その1年後に売上高が10億ドルに達した。同社によると、米国内の顧客には規模の大きい学校や病院、自治体、フォーチュン100企業のうちの半数余りが含まれる。

原題:Amazon Business Supply Program May Reach $25 Billion by 2021(抜粋)

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