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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

主要資産で強まる相関、ボラティリティー急上昇のリスク示唆

  • 米国債と米国株、原油、ドルの相関性が高まるーウィリアムズ氏
  • 相対的に安定した動きの債券市場が最もリスクが大きい
Pedestrians holding umbrellas walk in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, Sept. 10, 2018. Stocks held early gains even as shares of Apple and Asia-based suppliers slumped after President Donald Trump insisted his trade war with China will spur more manufacturing jobs in the U.S.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

シティグループによれば、主要な資産クラスの相関性が夏の間にかつてないほど強まり、ボラティリティーが急上昇するリスクが高まっている。

  ストラテジストのジェーソン・ウィリアムズ氏は最近のリポートで、米国債とS&P500種株価指数、原油、ドルの相関性が近ごろと高まっているとし、これは市場のボラティリティー上昇につながりやすいパターンだと指摘した。相対的に安定した債券市場の最近の動きを踏まえると、同市場のリスクが最も大きいとの見方を示した。

  同氏は「相関の高い状態は、異なる資産クラスの取引が本質的には同じである可能性を意味し、投資家は意識していないが結果的にはポジションが集中してしまうことにつながる」と解説。「そうなった後のポジション解消は、ボラティリティーを著しく上昇させることがあり得る」と記した。

Cross Asset Vol

  同氏によると、シティが算出するクロスアセットのボラティリティー指数は、ロシアのデフォルト(債務不履行)とそれに続く1998年のロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)破綻の前や、2008年の金融危機の前に大きく上昇していた。
        
原題:Rise in Asset Correlations Signals Risk of Volatility, Citi Says(抜粋)

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