米下院共和党、個人向け減税の恒久化法案を提出-中間選挙控え

  • 11月の選挙前に党の経済政策の成果を強調する狙い
  • 夫婦向け相続税控除の維持も盛り込む-昨年の税制改革で2倍に拡大

米下院共和党は10日、2017年の個人向け減税を恒久化する法案を提出した。11月の中間選挙を控え、党の経済政策の成果を強調するのが狙い。

  共和党は下院で過半数議席を失う危機にあり、同法案は新たな税法による恩恵を有権者に納得してもらうための取り組みとみられている。世論調査は減税を評価している米国民が半分に満たないことを一貫して示している。

  下院歳入委員会のブレイディ委員長は声明文で、「一世代に一度しか税制改革を行わないワシントンの文化を変えるときだ。この法案は、米国の税法が世界で最も競争力を持ち続けるようにするためのわれわれの米労働者へのコミットメントだ」と述べた。

  もっとも、上院共和党がこれを取り上げる可能性は低いため、下院共和党の取り組みは政治的な話題にするための方策とみられている。同法案は、個人向け減税を恒久化するほか、子どものいる家庭の税額控除や、夫婦向けの相続税控除を約2200万ドル(約24億5000万円)に維持することなども盛り込まれている。相続税控除は17年の税制改革で2倍に引き上げられた。

原題:Tax Cut 2.0 Bill Unveiled by House GOP Ahead of Election Push(抜粋)

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