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アップル、ファミリー向け映画2本の権利取得-業界進出に着実な歩み

  • アップルによる「ウルフウォーカーズ」の権利取得を監督が確認
  • トロント国際映画祭で上映されたドキュメンタリーの配給権も取得
Empty Concession Counter at Movie Theater
Photographer: Fuse/Corbis RF Stills
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Photographer: Fuse/Corbis RF Stills

ジェイミー・アーリクト、ザック・バンアンバーグ両氏率いる米アップルの動画部門がファミリー向け映画2本の権利を取得した。同社は映画産業への参入を着々と進めている。

  アップルは過去にアカデミー賞にノミネートされたスタジオ、カートゥーン・サルーンが製作したアニメ映画「ウルフウォーカーズ」(原題)の権利について合意を結んでいる。合意についてはまずブルームバーグが6月に報じ、トム・ムーア監督が今月10日にツイッター上でアップルによるウルフウォーカーズの権利取得を確認した。

  さらにアップルは、トロント国際映画祭で上映のドキュメンタリー映画「ジ・エレファント・クイーン」(原題)の世界配給権も取得した。

  こうした合意により、米映画業界に乗り込むアップルの戦略が垣間見える。テレビ番組のコンテンツ委託では経験豊富な同社だが、長編映画に手を広げるぺースは比較的緩やかだった。これら作品が映画館で上映されるかどうかは分からないが、カートゥーン・サルーンとの合意はアップルがアカデミー賞に選ばれるような映画の権利取得を目指していることを示唆する。限定的でも劇場での公開が同賞の選考条件となっている。

  アップルのアーリクト、バンアンバーグ両氏は年間10億ドル(約1100億円)以上の予算を得ていると、事情に詳しい複数の関係者が昨年ブルームバーグに語っている。

原題:Apple’s Push Into Film Industry Takes Shape With Two Movie Deals(抜粋)

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