Photographer: Akos Stiller

半導体ETFから過去最大の資金流出-世界的メーカーに悪材料相次ぐ

  • iシェアーズのSOXX、先週は3億9300万ドルの資金流出
  • 警告サインが現時点で十分表れている-ネーションワイド
Photographer: Akos Stiller

需要鈍化を懸念して半導体株が幅広く売られた先週、上場投資信託(ETF)投資家が半導体分野から逃げ出した。

  iシェアーズPHLXセミコンダクター(銘柄コード:SOXX)では7日終了週に3億9300万ドル(約440億円)と、週ベースで過去最大の資金が流出。同じ期間にフィラデルフィア半導体指数は2.9%下落し、6月末以来の大きな値下がりとなった。投資家は同ファンドから7日だけで2億5900万ドルの資金を引き揚げており、これは2001年7月の取引開始以来2番目の規模。

          
  従来より弱めの業績見通しを示した半導体製造装置メーカーのKLAテンコールを皮切りに、先週は半導体企業が相次いで悪いニュースに直面。半導体メモリー製造のマイクロン・テクノロジーについては、ベアードが半導体大型株トップ銘柄の指定を取り消した。

  ネーションワイド・ファンズ・グループの投資リサーチ責任者、マーク・ハケット氏は、半導体株は強固なファンダメンタルズを背景に年初から7%余り上昇したものの、業績ではこれ以上先へは進まないと指摘。「世界的にさらなる上昇を期待して取引されているが、もっと良くなることはないという警告サインが現時点で十分表れていると思う」と語った。

  TDアメリトレードのチーフマーケットストラテジスト、ジョー・キナハン氏は「どの銘柄が勝ち組あるいは負け組になるのかを誰もが見極めようとしている」と述べた。

原題:Semiconductor ETF Loses Record Cash Amid Global Chipmaker Rout(抜粋)

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