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米国とEUの通商交渉に進展、トランプ大統領は議会承認を視野

  • USTR:大統領貿易促進権限法に基づく議会承認目指す
  • ライトハイザー米通商代表とマルムストローム欧州委員は建設的会談

米通商代表部(USTR)は10日、欧州連合(EU)と交渉中の通商協定について、大統領貿易促進権限(TPA、ファストトラック)法の規定に基づく議会承認を目指す方針を示した。議会との協議を開始するとしている。

  この発表は、2カ月足らず前に互いに関税合戦も辞さない構えを示していた米国とEUが通商交渉を順調に進めていることの表れだ。7月末にトランプ米大統領とEUのユンケル欧州委員長が自動車以外の工業製品の関税や非関税障壁、補助金の撤廃などに取り組むことに合意していた。

  USTRによると、10日の発表に先立ち、ライトハイザーUSTR代表と欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)はブリュッセルで建設的な会談を行った。両氏は月末に再度会談する予定で、10月には関税や非関税障壁の引き下げを目指し、さらに事務レベル協議が行われる。ライトハイザー代表とマルムストローム委員は11月に「結果をまとめるため」会談する見通し。

  TPAに基づく議会承認の場合は、大統領に通商協定の一括交渉権限が与えられ、議会は修正をせず採否のみを決定する。その代わり政権は、通商問題を担当する上下両院の委員会と緊密な協議を続けるなど一連のハードルをクリアする必要がある。

Transatlantic Cars

President Trump complains the U.S. imports more cars than it sells to the EU

Source: U.S. Commerce Department

原題:U.S.-EU Trade Talks Progress With Trump Eyeing Congress Approval(抜粋)


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