ヘッジファンド、金値下がり見込む賭け再開-相場回復見え始めた矢先

  • 4日終了週にショートポジションは0.5%増加-CFTCデータ
  • 雇用統計は金値上がりが持続可能でないことを示唆-ヘルウィグ氏

最近回復の動きが出始めたばかりの金相場だが、もう既に立ち直れないほど打撃を受けた可能性がある。

  7日に公表された米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファンドは金先物・オプションで弱気な賭けを再開し、4日終了週のショート(売り持ち)ポジションが0.5%増加した。値下がりを見込む賭けはその前の週、6月半ば以来初めて減少していた。

  ファンドの動きを受け、金相場は過去9週のうち、8週で値下がり。7日発表の8月の米雇用統計は雇用と賃金の伸び加速を示し、資金の安全な避難先としての金の需要を抑えた。

  BB&Tウェルス・マネジメント(アラバマ州バーミンガム)のシニアバイスプレジデントとして170億ドル(約1兆8860億円)の運用に携わるウォルター・ヘルウィグ氏は、雇用統計は金相場の「最近の上昇が持続可能ではないこと」を示唆していると述べた上で、「米当局が金融引き締めモードにある限り、金価格には逆風となるだろう」と語った。

  7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.3%安の1オンス=1200.40ドル。週間では0.5%下落した。

原題:Funds Resume Gold Bear Bet Before Jobs Dent ‘Worst Is Over’ View(抜粋)

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