コンテンツにスキップする
Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg

インド・ルピーが大幅安、経常赤字が過去5年で最大

  • 4-6月の経常赤字は158億ドルに拡大、原油コスト高響く
  • インド国債相場も安い、10年債利回りは8bp上昇
Indian five hundred rupee banknotes are arranged for a photograph in Mumbai, India.
Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg

インドの通貨ルピーと債券価格が10日、急落した。経常赤字が過去5年で最大に膨らんだことが嫌気された。新興国市場が売り込まれる中、投資家は国際収支が悪化する国に一段と厳しい目を向けている。

  ルピーは一時0.9%安と、1カ月で最大の値下がりを演じ、過去最安値となる1ドル=72.4125ルピーを記録。アジアの新興国通貨の下げの中心となっている。指標の10年物インド国債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し8.11%。株価も売られた

Rupee has been touching new record lows almost every day

  インドの4-6月(第2四半期)の経常赤字は158億ドルに拡大し、2013年4-6月期以来最悪となった。原油コスト上昇が響いた。南アフリカ共和国の金融機関ファーストランドのインド部門で通貨・短期金融市場担当責任者を務めるパレシュ・ナヤール氏は「新興国通貨を圧迫しているドル高だけでなく、拡大する経常赤字の穴埋めを巡る懸念もルピー相場に悪影響を及ぼしている」と述べ、現状ではインド準備銀行(中央銀行)が大きく介入してくるかどうかまだ分からないと付け加えた。

原題:Rupee Tumbles as Current-Account Deficit Widens to 5-Year High(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE