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欧州で主要行を巻き込む合併必要か、米国第一主義で-アッカーマン氏

  • ドイツ市場の再編を人々が受け入れる余地は今では大きいと同氏
  • アッカーマン氏がブルームバーグテレビジョンで発言

ヨゼフ・アッカーマン氏はドイツ銀行の最高経営責任者(CEO)在任中には、コメルツ銀行との合併に反対した。しかし、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破綻から10年が経過し、トランプ米大統領が「米国第一主義」を掲げる今の時代には、欧州の主要銀行を巻き込む事業統合こそが、欧州が必要とする金融の覇者になり得るかもしれないと話す。

  2012年までドイツ銀のCEOを務めたアッカーマン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、投資銀行業務について、「米国が決定的に優位になりつつある。それは良いことだろうか。米国第一主義という風潮の下で、欧州勢はそれを変えようとすべきではないのか」と語った。

  アッカーマン氏は、ドイツ銀とコメルツ銀行との合併の可能性について当時何度も検討したが、ドイツの失業率が比較的高い中での人員削減で生じたであろう政治的困難を考えると、「われわれは常に否定的な答えに行き着いた」と説明。その上で「たぶん状況は変わった。ドイツ市場の再編を人々が受け入れる余地は、私の在任当時よりもきっと大きいはずだ」と述べた。

Josef Ackermann

ヨゼフ・アッカーマン氏

撮影:Stefan Wermuth / Bloomberg

原題:For Ackermann, America First Means Europe Needs Bank Mergers(抜粋)

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