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ボストン連銀総裁:年内もう2回の利上げ支持-インタビュー

  • 今年下期の米成長率を3%と予想-19年も利上げ継続望む
  • 自身が「正常」と推計するFF金利は3%を若干下回る水準

ボストン連銀のローゼングレン総裁は8日、米経済の予期せぬ悪化がない限り、年内もう2回の利上げを支持する考えを示した。

  ローゼングレン総裁はインタビューで、既に低水準にある失業率が一段と低下する可能性があり、当局目標の2%に到達したインフレ率はさらなる上昇が想定されるとして、「漸進的な利上げを続けない理由は一切見当たらない」と言明。今年下期(7-12月)の米経済の成長率は3%に達するとの見通しを示した。

  米金融当局は25、26両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決めると広く予想され、12月の追加利上げの可能性も高まっていると投資家はみているが、当局者が同月に今年4回目となる利上げに実際に動くかどうかは引き続き不透明だ。

  だがローゼングレン総裁は、4回目の利上げをためらうことなく支持するとともに、自身がFOMCの投票権メンバーとなる来年についても、利上げ継続を望む意向を示した。

  「現在の経済状況を踏まえれば、われわれが予測していないような何か劇的な変化がない限り、あと2回だけの利上げよりさらに進めて、もっと正常な金利とすることを望まない理由はない」と、同総裁はコメント。自身が「正常」と推計するフェデラルファンド(FF)金利は3%をわずかに下回る水準だと話した。現在の誘導目標レンジである1.75-2%を1ポイントほど上回ることになる。

  景気の加速も減速も招かない中立金利について、そこに到達することに「何か特別な意味があるという考えには賛成でない」とし、「もっと正常な金融政策に戻したいが、経済状況に照らして適切な水準だと考えられるようになるまでに、ある点に達したからといって必ずしも停止する理由はない」と述べた。

原題:Fed’s Rosengren Wants Two More Hikes in 2018 as Economy Grows(抜粋)

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