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トランプ政権内幕本のウッドワード氏、発売控え描写の正確さ請け合う

  • ウッドワード氏の新著「Fear」はいかさまとトランプ大統領
  • ウッドワード氏:新著のため100人余りに取材-CBSインタビュー

ベテランジャーナリストのボブ・ウッドワード氏は、破滅的な決断を側近に阻止される不適格な大統領としてトランプ氏を描いた衝撃的な新著の発売を控え、その描写に誤りはないとする立場を堅持している。

  米紙ワシントン・ポストの調査報道記者としてかつてニクソン政権の不正を暴いたことで知られるウッドワード氏は、11日発売予定の新著「Fear(恐怖)」に関する初のテレビインタビューとしてCBSの取材に応じた。

  ホワイトハウスなどから早くも批判を浴びている新著についてウッドワード氏は、100人余りにインタビューし、そのうち1人には9回にわたって話を聞いたと説明。トランプ大統領が米国や世界の安全保障、金融を脅かす命令などに署名するのではないかと政権当局者は懸念していると指摘し、「現政権の運営を見れば、『危機が生じないよう神に祈ろう』と言わざるを得ない」と語った。インタビューは事前に収録され9日の「CBSサンデー・モーニング」で放送された。

Bob Woodward

ボブ・ウッドワード氏

写真家:Alex Wong / Getty Images北アメリカ

  ブルームバーグ・ニュースが発売前に入手した新著のコピーによると、ウッドワード氏はコーン前国家経済会議(NEC)委員長ら当局者が2017年8月に北米自由貿易協定(NAFTA)や世界貿易機関(WTO)、米韓自由貿易協定(FTA)から離脱するとしたトランプ大統領の決定を阻止しようと画策したエピソードなどを詳述した。

  トランプ大統領はウッドワード氏の新著を「いかさま」で詐欺だと批判し、同書で取り上げられた引用や発言をマティス国防長官らが否定していると指摘した。大統領を擁護するペンス副大統領らは9日午前のトーク番組に出演し、ウッドワード氏の報道は大部分が匿名の情報源に基づいているとそろって批判した。

  ウッドワード氏はCBSのインタビューで、自身の報道は「細かな部分まで行き届き注意深いものだ」と述べ、インタビューに応じた人々の約半数は「要人」だと説明。1人との取材記録は700ー800ページに及んだと付け加えた。

原題:Bob Woodward Stands by Trump Portrayal as He Kicks Off Book Tour(抜粋)

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