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中国:8月の消費者物価、3カ月連続で伸び加速-予想上回る

更新日時
  • 8月のCPI、前年同月比2.3%上昇-予想2.1%上昇
  • 8月のPPI、4.1%上昇-予想は4%上昇

中国の消費者物価は先月、3カ月連続で伸びが加速した。一方、生産者物価の上昇は鈍化した。

  国家統計局が10日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.3%上昇。ブルームバーグのエコノミスト調査では2.1%上昇が見込まれていた。7月は2.1%上昇。

  8月の生産者物価指数(PPI)は4.1%上昇。予想は4%上昇。7月は4.6%上昇だった。

  CPI上昇率は依然として政府目標上限の3%をかなり下回っているものの、豚コレラの流行や野菜の主要産地での洪水、大都市での家賃上昇などを受け、エコノミストの間では景気が鈍化する中でのインフレ上昇リスクが懸念されている。中国企業にとっても望ましい状況ではない。CPI加速でコストが増える一方、PPI鈍化で利益が損なわれる可能性があるためだ。

  農銀国際証券の姚少華エコノミスト(香港在勤)は、豚コレラによる豚肉価格の高騰、ドル高を背景とする原油価格上昇、夏季の観光コスト増大など全てが消費者物価を押し上げていると分析。その上で、「向こう数カ月間のCPI上昇率は2%をやや上回る水準にとどまるだろう。これは金融政策に影響しない安心できる水準だ」と述べた。

  姚氏はPPIの伸び率について、年末までに3%前後に鈍化すると予想。「PPIがCPIを上回るペースで上昇する限り、企業利益は増える」との見方を示した。

原題:China’s Consumer Inflation Rises Further as Producer Prices Ease(抜粋)

(4段落目以降でコメントなどを追加して更新します.)
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