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米CBSのムーンベス会長兼CEOが辞任-セクハラ疑惑の渦中で

更新日時
  • ムーンベス氏は即日辞任、イアニエロCOOを暫定的な後継者に指名
  • CBSは取締役会巡るレッドストーン家との訴訟にも決着

米テレビネットワーク、CBSは9日、レスリー・ムーンベス会長兼最高経営責任者(CEO)の辞任を発表した。同氏は「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」シリーズなどの人気番組でCBSを業界トップに押し上げたが、最近はセクハラ疑惑の渦中にあり、支配株主とも対立していた。

  CBSの発表資料によると、ムーンベス氏(68)は即日辞任。恒久的な後任を探す間、ジョゼフ・イアニエロ最高執行責任者(COO)が暫定的な後継者に指名された。

  ムーンベス氏が女性12人にセクハラを働き、キャリアに傷を付けようとしたとの疑惑が米誌ニューヨーカーで報じられたことで、同氏の退任が早まった格好だ。CBSの取締役会は9日、資産家レッドストーン家率いる支配株主ナショナル・アミューズメンツとの別の訴訟も決着させた。CBSは80%の投票権を持つ同社の影響力を弱めようとしてきた。

  CBSの取締役会ではレッドストーン家の影響力排除を支持していた取締役6人が辞任し、メンバーが刷新される。新たな取締役会には社外取締役11人のほか、ナショナル・アミューズメンツの推す2人が名を連ねる。

  ナショナル・アミューズメンツは同社が経営権を持つバイアコムと、CBSとの合併を少なくとも2年は追求しないことでも合意した。そうした構想はCBS経営陣との対立を招いていた。  

原題:CBS’s Moonves Toppled by Harassment Claims, Redstone Clash (1)(抜粋)

(3段落目以降で説明を追加して更新します.)
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