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FAANG回避が裏目に、大型ファンドの8月成績は09年以降で最悪

  • ベンチマークを上回ったのはわずか13%にとどまる-BofA
  • 慢性的にFAANGアンダーウエート、最近さらに削減も
Key Speakers At Dmexco Digital Marketing Conference

Photographer: Krisztian Bocsi/ Bloomberg

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米国の大型テクノロジー株を保有しないのは危険な賭けだと、恐らく耳にしたことがあるだろう。その代償はあなたが思っているより大きいかもしれない。

  成長力とバリュエーションに基づいて銘柄を選択する大型コアファンドでは、8月のパフォーマンスがベンチマークを上回ったのはわずか13%にとどまった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)が2009年にデータを集計し始めて以降、最低の記録だ。

  低調なパフォーマンスの原因は数多く考えられるものの、サビタ・サブラマニアン氏率いるメリルリンチのストラテジストらは、フェイスブックとアマゾン・ドット・コム、アップル、ネットフリックス、グーグル親会社アルファベットで構成するFAANG銘柄群を敬遠したのが主因だったとの見解を示している。S&P500種株価指数が3%上昇した8月にアップル株は20%上昇。残る4銘柄(フェイスブックとアマゾン、ネットフリックス、アルファベット)は6%高だった。

Without the five, S&P 500's 3% August gain would have dwindled to 1.8%

  FAANG5銘柄を除くと、8月のS&P500種上昇率は1.8%に圧縮される。市場に生み出された富がいかに限られた大型テクノロジー株に集中し、これらを持たざるコストがどれほど高くなり得るかが分かる。一方、FAANG銘柄については、上昇ペースが速過ぎて行き過ぎとの警告がBofAやウォルフ・リサーチなどから発せられている。

  サブラマニアン氏は7日のリポートで、「FAANG銘柄が市場を大幅に上回っていた昨年の早い時期以降、コアファンドは後れを取っている」と指摘。「その時期以降、コアファンドでは慢性的にFAANG銘柄がアンダーウエートの状態で、最近はさらに相対的エクスポージャーを減らした」と説明した。

  BofAによると、グロースファンドもアップル株の投資回避を一因に苦戦。このグループで8月に市場を上回るパフォーマンスを確保したのは16%にとどまり、18年1-6月(上期)のプラス分を全て帳消しにした。

原題:FAANG-Shunning Stock Pickers Just Had Worst Month Since 2009 (1)(抜粋)

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