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ドラギECB総裁、退任前に1回利上げできる公算ーエコノミスト調査

  • 19年9月までには利上げーブルームバーグに大半のエコノミストが予
  • リスク多く、利上げせずに任期終える可能性も十分-メリオン

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、2019年10月の任期満了前に1回だけ利上げができる公算だ。米国の関税攻勢やイタリアの政治問題とリスクは多いが、19年9月までには利上げがあると、ブルームバーグの調査に答えたエコノミストらが予想した。

  資産購入が今年12月に終わる見通しを前提に、大半の回答者は中銀預金金利が来年9月までにマイナス0.2%に引き上げられると予想した。現在はマイナス0.4%。

Interest Rates

Economists predict ECB will raise deposit rate before benchmark

Source: Bloomberg survey of economists conducted Aug. 31-Sept. 6

Chart shows by when economists predict interest rates will rise

  市場が織り込む利上げ時期は20年1-3月(第1四半期)とエコノミスト予想より遅い。エコノミストらも難しい状況が待ち構えていることは認めている。最大のリスクは保護主義と、イタリアのポピュリスト政権が金融危機を引き起こすことだとみている。

  メリオン・キャピタル・グループのチーフエコノミスト、アラン・マクウェイド氏は、「ECBが完全に安心して金利を引き上げられるまでには、経済的および地政学的に越えなければならない多数の障害がある」とし、ドラギ総裁が利上げをせずに任期を終えることは十分にあり得ると語った。

Risks to Euro-Area Economy

Trade war and Italian crisis perceived to be biggest threat to region's outlook

Source: Bloomberg survey of economists conducted Aug. 31-Sept. 6

Risks were rated from 1 (none) to 5 (significant). Chart show weighted averages.

Reinvestment Twists

Favorite options of the two thirds of economists seeing a change in rules are:

Source: Bloomberg survey of economists conducted Aug. 31-Sept. 6

原題:Draghi Seen Pressing Ahead With 2019 Rate Hike Despite Risks (1)(抜粋)

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