コンテンツにスキップする

北海道停電ほぼ解消、出光興産は出荷再開へー地震発生から3日

更新日時
  • 道内で停電した295万戸の99%超で復旧-北海道電力
  • 政府は節電求める、首相は財政支援・予備費準備を約束

最大震度7を記録した北海道胆振(いぶり)東部地震の発生から3日目を迎えた8日午前、道内全域に及んだ停電はほぼ解消された。企業活動再開に向けた環境が整い始めている。

  北海道電力のウェブサイトによると、8日午前8時現在、道内で停電した295万戸の99%超にあたる293万戸で停電が解消。午後0時時点では停電戸数は約1万戸に減った。経済産業省がリリースで確認した。

  出光興産は同日、停電状態の解消を受けて、北海道製油所で停止していた石油製品の出荷が順次可能になる見込みだと発表した。また、NHKによると、新千歳空港では、7日の国内線に続いて国際線も8日朝から運航が再開された。

  もっとも、菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、「週明けから平常時より1割程度の節電が必要な状況だ」とし、道内での「可能な限りの節電を改めてお願いする」と述べた。節電がうまくいかない場合は計画停電も必要との認識も示した。人的被害は死者21名、心肺停止6名、安否不明者13名という。内閣広報室がウェブサイトで明らかにした。

  NHKによると、安倍晋三首相は同日午前の政府関係閣僚会議で、「水、食糧などの生活物資に加え、病院の自家発電機で用いる燃料などが切れ目なく被災者のもとに届くよう、プッシュ型で供給していく。国として財政支援を講じ、予備費を準備する」と言明した。

(第2段落の停電戸数を更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE