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米アップル:対中関税、実施なら製品値上がりとUSTRに書簡

  • 米国企業と消費者が最も打撃を受けることになると懸念
  • 追加関税は「米消費者に対する課税」、米政府に再考促す

アップルは、トランプ政権が中国からの輸入品2000億ドル(約22兆2000億円)相当への関税賦課計画を実行に移せば「アップルウオッチ」や 「エアポッド」など消費者に人気の一部製品の値上がりにつながるとの見解を示した。

  同社は米通商代表部(USTR)に宛てた5日付書簡で、「マックミニ」と「アップル・ペンシル」、各種充電器・アダプター、米国で一部製品の製造・デザインに用いる工作機械も影響を受けると説明した。

  米国はこれまでのところ500億ドル相当の中国産品に関税を賦課し、新たに2000億ドル相当の輸入品への関税を発動する構えだ。さらにトランプ米大統領は7日、中国からの輸入品2670億ドル相当に対して追加関税を賦課する用意があると表明。その場合、事実上全ての消費財カテゴリーが影響を受けるとアナリストらは分析する。

  アップルは書簡の中で「こうした関税を巡るわれわれの懸念は、米国が最も打撃を受けることになるという点で、結果として米国の成長と競争力が押し下げられ、米消費者がより高い商品を買わされることだ」と指摘。関税は「米消費者への課税となり、顧客の日常生活に欠かすことができなくなっているアップル製品のコスト増をもたらす」と説明。米政府に対し、「こうした政策を再考し、米国の経済と消費者を従来にも増して力強く健全な状態とさせる、より効果的な他の解決策を見いだす」ことを求めた。

原題:Apple Says Proposed China Tariffs Will Boost Product Prices (2)(抜粋)

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