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中国の国有銀行、フォワード買い入れたもよう-今週の元相場支える

  • 元が1ドル=6.9元に値下がりすれば人民銀が対応も-ANZ
  • 中国本土の人民元、7日は値下がりしている

中国人民元は今週のオフショア取引で、他のアジア通貨を上回るパフォーマンスとなっている。米国が対中追加関税を週内にも発動する構えを示す中で、中国の国有銀行が人民元フォワードを積極的に買い入れたようだと複数のトレーダーが匿名を条件に述べた。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の外国為替ストラテジスト、アイリーン・チュン氏(シンガポール在勤)は「追加関税に備えて人民元が値下がりしないよう、中国は先んじて行動している」と指摘。

  その上で「元が1ドル=6.9元に値下がりすれば、対応が難しくなり、中国人民銀行(中央銀行)が再び積極的になる必要が生じるだろう。中国はすでに6.9元で線引きしており、人民元は6.8-6.85元のレンジ内で推移するとわれわれはみている」とコメントした。

Chinese banks push yuan forward points up before potential U.S. tariffs

  7日の取引ではオフショア人民元は香港時間午後0時18分(日本時間同1時18分)現在、前日比0.03%安の6.8470元。調達コストを示す1カ月物オフショア元フォワードポイントは46.50上昇し158.00。一時は164.35ポイントに達し、2017年11月以来の高水準となった。 中国本土の人民元は0.20%安の6.8403元。

原題:Yuan Beats Asia Peers as China Keeps Bears at Bay Before Tariffs(抜粋)

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