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新興国市場の「感染」も下火か、沈静化がコンセンサス-フィッチ

  • フィッチはパキスタンを除く全てのアジア新興国の安定的見通し維持
  • ソブリン格付け責任者マコーマック氏がインタビューに応じた

アルゼンチンとトルコで始まり、インドやインドネシアなどの新興国市場に広がった資産の売りはこれ以上広がらず、落ち着く可能性が高いと格付け会社フィッチ・レーティングスが指摘した。

  同社のソブリン格付けグローバル責任者ジェームズ・マコーマック氏は、金融市場で広範な売りの感染が確かに見られるものの、新興国市場の混乱は沈静化するというのが投資家のコンセンサスだと説明した。フィッチはパキスタンを除く全てのアジア新興国市場について「安定的」という見通しを維持している。

  同氏はフィッチがニューヨークで主催した会議でインタビューに応じ、「感染を巡る議論は、時間と共に変化している。以前の危機のエピソードほど人々は注目していない」と述べた。他の場所での動きに基づいて別の国・地域の資産が不合理に売られることを同氏は「感染」と定義している。

  会議では調査参加者の約43%が今回の混乱を通じてポジションを維持すると回答。約30%が感染悪化でエクスポージャーを減らすことは妥当だと答え、売りは行き過ぎで買いの好機との見方は全体の26%を占めた。

原題:Fitch Sees Emerging-Market Contagion Easing as Investors Pause(抜粋)

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