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ドイツ銀、NY高級ホテルでヘッジファンド顧客と関係強化

  • CFOら少なくとも5、6人の上級幹部と懇談する機会を設けた
  • ドイツ銀は米国の一部業務の縮小に動く戦略を打ち出していた
Deutsche Bank AG Chief Financial Officer James von Moltke Interview Following First Quarter Earnings Drop
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
Deutsche Bank AG Chief Financial Officer James von Moltke Interview Following First Quarter Earnings Drop
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)が、米国のプライムブローカレッジ業務を大幅に縮小する新たな戦略を打ち出す中で、ヘッジファンド顧客は今年に入り騒動の推移を最前列で見守ってきた。

  ドイツ銀は目下のところ、引き留めたいニューヨークの最重要顧客の一部に対し、彼らのビジネスに対応する用意が整っていると安心させる努力を懸命に行っている。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、ドイツ最大の銀行である同行は6日午後、厳選したヘッジファンド運営会社と他の機関投資家のグループをマンハッタンのロッテニューヨークパレス・ホテルに招待し、ジェームズ・フォンモルトケ最高財務責任者(CFO)ら少なくとも5、6人の上級幹部と懇談する機会を設けた。同行の広報担当者はコメントを控えている。

  大手投資銀行が利益につながる顧客とハイレベル会合を定期的に開くのは、珍しいことではないが、ドイツ銀はビジネスを守るために通常とは違う圧力にさらされている。会合を前に関係者が語ったところでは、米国部門の上層部の大掛かりな入れ替えが行われたことを受け、経営幹部らはこのイベントを通じて、マネーマネジャーとの個人的な関係強化を期待していたという。

  ブルームバーグが確認した招待状には、「ドイツ銀の現在の信用リスクプロフィル、包括的資本分析(CCAR)の結果、当行の取引先に関係する他のテーマに関する考察」を会合で提供すると記載されていた。同行の米国部門は、米連邦準備制度理事会(FRB)のストレステスト(健全性審査)のCCARで、内部統制の不備を理由に今年不合格となっていた。

原題:Deutsche Bank Is Said to Woo New York Hedge Funds After Cuts (1)(抜粋)

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