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ロシア:政府と中銀は国債買い支え用意、米制裁で市場混乱なら-次官

  • ルーブル建て国債の国外居住者保有比率は26~27%-財務次官
  • 「強いストレスがかかる環境」ではまず新規発行を停止する

ロシア政府は、米国の新たな制裁で市場が混乱する恐れがある場合、自らが発行したルーブル建て債券を買い戻す緊急措置を取る用意がある。

  ロシア財務省のコリチェフ次官は5日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューに対し、「市場が機能不全に陥ったと見なせるような極めて強いストレスがかかるシナリオでは、中央銀行と政府の双方に、調整の間の影響を緩和するため公開市場に介入する手段がある」と述べた。

  財務省とロシア中銀の協調介入となれば、2015年前半以来。当時ロシアは通貨危機のさなかにあり、両者は協調してルーブルを支えた。ロシア資産は今年4月の厳しい米制裁や、ロシア国債を標的にする「核」オプションが米議会で提案されたことで売り込まれている。

  コリチェフ次官によると、ルーブル建てロシア国債の国外居住者の保有比率は26-27%。ロシア中銀のデータでは3月に34.5%でピークを付けた後、7月に28%となっていた。同次官は米制裁で国外居住者がロシア国債を売らざるを得なくなれば、まず最初に取る措置は新規発行の停止で市場に圧力が高まらないようにすることだと語った。

Sanctions Impact

Share of foreigners holding ruble debt started falling after April's penalties

Source: Bank of Russia

原題:Russia Ready to Buy Own Debt If Sanctions Trigger Market Failure(抜粋)

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