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イタリア次期首相の呼び声も、反移民サルビーニ氏-連立内で主導権

  • 「ディマイオ氏が追い付く見込みはほとんどない」と専門家
  • 最新世論調査で同盟の支持率は32.2%と五つ星をリード

初の予算編成の方針が定まらない状況のイタリアのポピュリスト連立政権内で、右派政党「同盟」の書記長を務めるサルビーニ副首相兼内相が、より広範な主導権争いに勝利しつつあるようだ。

  サルビーニ氏は3月の総選挙以降、難民や外交、経済の政策課題を設定するあらゆる局面で、反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」の党首であるディマイオ副首相兼経済発展相を出し抜く手腕を発揮。SWGが3日公表した世論調査結果によれば、同盟の支持率は32.2%と、五つ星(28.3%)をこれまでで最も大きくリードしている。

  一部のアナリストは、ポピュリスト連立政権の終わりを既に予想しているが、他の欧州諸国は、反移民の急先鋒(せんぽう)で、楽しげにチャンスを物にしているサルビーニ氏とどう向き合うか慣れておく必要があるかもしれない。

  ボローニャ大学のソフィア・ベントゥーラ教授(政治学)は「ディマイオ氏が追い付く見込みは、現時点でほとんどない。サルビーニ氏には首相となる将来が既に視野に入りつつある」と指摘した。

原題:Salvini Grasps Whip Hand in Italy and Sets Sights on Premiership(抜粋)

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