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ECB次期総裁、最有力は前フィンランド中銀総裁リイカネン氏-調査

  • ブルームバーグのエコノミスト調査でリイカネン氏が最有力候補
  • 次期総裁はユーロ圏北部と南部の要求のバランスを取る必要

ユーロ圏の北部と南部が主導権を争う中で、フィンランド中央銀行のリイカネン前総裁は、欧州中央銀行(ECB)の次期総裁となるのにちょうどいい条件を備えていると言えそうだ。

  2019年11月に誰がドラギ総裁の後任に就任するかを予想するブルームバーグのエコノミスト調査で、リイカネン氏が新たな最有力候補となった。ECBが金融緩和の解除に向けて準備する中で、同氏の最大のセールスポイントは妥協のたまもの的候補であることかもしれない。

Erkki Liikanen

リイカネン氏

Photographer: Mikael Sjoberg/Bloomberg

  次期ECB総裁は、危機時の刺激策を終了したいドイツなどの要求と、金融支援がなければ経済が打撃を受けると心配するイタリアなどの要求の間で、バランスを取る必要がある。マラソンランナーでクロスカントリースキーもこなすリイカネン氏は、長丁場となる仕事をやり遂げるのにぴったりの人物かもしれない。

  マンデータム・ライフの投資ソリューション責任者、ローリ・ベイティネン氏(ヘルシンキ在勤)は「ユーロ圏北部と南部の対立を踏まえると、リイカネン氏は良い選択なのではないか。同氏はECBのいずれの非伝統的措置についても極端なスタンスを取ったことがない。極めて良い候補だ」と指摘した。

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調査ではビルロワドガロー氏、レーン氏、バイトマン氏が後に続く

原題:Draghi Succession May Turn on Finland’s Marathon-Man Compromise(抜粋)

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