チャンピオンか金食い虫か、来週の米IPOで中国EV投資熱試される

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  • NIOの米国預託株式は12日に取引が始まる予定
  • NIOは64億-85億ドルの価値との評価を目指している

中国の電気自動車(EV)ビジネスに対して投資家が実際にどれほど熱意を持っているか、来週の新規株式公開(IPO)で試される。

  世界のEV市場で先行する米テスラが2010年に上場して以後、米国でIPOを実施する大手EVメーカーは中国の蔚来汽車(NIO)が初めてだ。NIOの米国預託株式(ADS)は12日に取引が始まる予定。
  
  中国インターネット界の巨人、テンセント・ホールディングス(騰訊)が出資するNIOがこれまで引き渡したEVは2000台に満たないが、同社は64億-85億ドル(約7120億-9460億円)の価値があると評価されることを目指している。

NIO「EP9」

写真家:Qilai Shen / Bloomberg

  サンフォード・C・バーンスタインの香港在勤アナリスト、ロビン・チュウ氏は「NIOが中国のEVチャンピオンになる可能性があるというのが強気シナリオだが、弱気派は同社がひどい金食い虫で、改革をもたらすような需要水準を示していないという点を見ている」と述べた。
   
  テスラでさえ中国市場での存在感はまだ小さい。LMCオートモーティブによれば、今年に入り7月末までに登録されたテスラ車は1万2000台未満。NIOを創業した李斌氏は年内に1万台を顧客に引き渡すと約束している。

  NIOの担当者はコメントを控えた。同社の目論見書によると、16年初め以降の赤字は16億ドルに膨らんでいる。

EV Gold Rush

China's Tesla wannabes have raised billions before kicking off production

Source: ITJuzi

原題:China’s Tesla Wannabe Asking Investors to Pay for Potential(抜粋)

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