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テスラの社債が最安値ーベンツEVやゴールドマンの見方受け

  • テスラの無担保優先債(表面利率5.3%)、実質利回り8%超
  • テスラ株の投資判断は引き続き「売り」-ゴールドマン
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Photographer: Alex Kraus/ Bloomberg News
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Photographer: Alex Kraus/ Bloomberg News

電気自動車(EV)メーカー、米テスラが昨年発行した18億ドル(約2000億円)相当の投資不適格(ジャンク)級社債が5日の取引で値下がりし、最安値となった。

  ドイツのメルセデス・ベンツは新しいEVを4日に披露。米銀ゴールドマン・サックス・グループは同日、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がキャッシュフローの黒字化を維持するとの目標達成に苦しむ公算が大きいと指摘した。 

Electric-car maker's junk bonds hit lowest price since August 2017 issuance

  ダイヤモンド・ヒル・キャピタル・マネジメントの高利回り債ポートフォリオマネジャー、ジョン・マクレーン氏はEV市場で「先行したテスラの優位さが失われ始めている」と説明。「今後数年でずっと厳しい市場環境になるだろう。それにマスク氏の個人的な問題もある」と述べた。

  テスラの担当者にコメントを求めたが今のところ返答はない。

  債券価格データのトレースによると、テスラの無担保優先債(表面利率5.3%、2025年償還)はニューヨーク時間5日午後2時40分(日本時間6日午前3時40分)現在、1.2セント値下がりし額面1ドルに対し85.7セント。実質的な利回りは8%を超える。

  ゴールドマンのアナリスト、デービッド・タンベリーノ氏はテスラ株の投資判断を再び「売り」とし、テスラはセダン「モデル3」の生産・販売が伸び今年は利益を確保するかもしれないが、支出も膨らんでおり、それが続く可能性は低いとの見方を示した。マスクCEOが一時テスラの株式非公開化を検討し、ゴールドマンが助言していたことから、同行はテスラ株の投資判断を停止していた。

原題:Tesla’s $1.8 Billion of Junk Bonds Hit Lowest Since 2017 Sale(抜粋)

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