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イタリア:サルビーニ副首相が野心的予算から一歩後退

更新日時
  • 直ちに何もかもをしようとはしない-サルビーニ副首相
  • イタリア債とドイツ債のスプレッド、8月9日以来の小ささに

イタリアでは連立政権を構成する「同盟」を率いるサルビーニ副首相が、政府支出についてやや慎重な論調を打ち出した。

Matteo Salvini

サルビーニ副首相

フォトグラファー:Alessia Pierdomenico / Bloomberg

  同副首相はイタリア紙、ソレ24オレとのインタビューで、政府は予算について3年間の時間枠を想定して作業をしており、直ちに何もかもをしようとはしないと語った。同盟の主要な公約である一律課税についても遅らせる用意があるとメッサジェロ紙が報じた。

  国営放送RAIとのインタビューでは「他者から課せられた制約の範囲内にとどまりつつ、イタリア国民との約束を果たしていきたい」と述べた。

  ローマ時間5日午後0時21分現在、イタリア10年債利回りは2.9%付近。ドイツ債とのスプレッドは252ベーシスポイント(bp)となり、8月9日以来の小ささ。

  市場は安心したものの、他の欧州連合(EU)加盟国は納得しないかもしれない。イタリアのトリア財務相は7日にウィーンで他のユーロ圏諸国の財務相らと会合を持つ。EU規則は財政赤字ばかりでなく債務の対国内総生産(GDP)比についても定めており、これが60%を超えている場合は縮小させるような財政運営が求められる。イタリアの比率は現在130%余り。

Italy’s Debt-Driven Deficit

From 2010 budget would have been a surplus without debt financing costs

Source: Eurostat

原題:Salvini Reins In Ambition Before Italian Budget Talks (1)Salvini Reins in Ambition as He Seeks to Calm Markets (2)(抜粋)

(原文を追加し最終段落を加筆します.)
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