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イラン:欧州に米制裁緩和策を要求-期限は11月4日、核合意離脱も示唆

イランは欧州諸国に対し、同国石油業界への米国の制裁が発効する11月4日までにその影響を相殺する方策を見いだすよう要求し、それが不可能な場合は核合意から離脱する可能性があると示唆した。

  イランのタスニム通信によると、アラグチ外務次官は4日遅く国営放送で、核合意の「主要な利益」が守られないのなら「イランにとって合意にとどまるメリットがもはやなくなる」と欧州諸国に対して「はっきりと通告」したと言明。「欧州に対する期限は11月4日だ。それ以降はいかなる行動も無駄だろう」と続けた。

  石油業界はイラン経済の生命線を担っており、米国はこれを標的にしている。米国は8月、イランのドル購入と金など貴金属の取引を禁止し、同国自動車業界に制裁を科した。

  欧州連合(EU)は核合意を堅持し、米制裁で影響を被る欧州企業を守る方針を表明。だが、制裁を回避する実際的な方法がなかなか見いだせず、イランに合意残留を説得する難しさが増している。

原題:Iran Sets Nov. 4 Cutoff for Europe to Offset U.S. Sanctions(抜粋)

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