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JDドットコム創業者逮捕はなぜかミネソタ州-勉学励む中国経営者増

  • 劉強東CEOはミネソタ大カールソン経営大学院の学生
  • 米社会やマーケットの理解を深め、視野広げることが目的-沈暉氏

米ミネソタ州ミネアポリスで先週末に性的暴行の疑いで逮捕された中国の電子商取引会社JDドットコム(京東)創業者、劉強東最高経営責任者(CEO)は8月の終わり、ミネソタ大カールソン経営大学院の学生として勉学に励んでいた。

  中国で最も成功し著名な企業経営者の1人である劉CEOが、なぜ中国から遠く離れたミネソタ州で勉強に打ち込んでいたのか。これが謎の一つになっている。同CEOの資産は73億ドル(約8100億円)に上る。

Key Speakers At The Wall Street Journal DLive Asia Conference

JDドットコムの劉強東CEO

写真家:Billy HC Kwok / Bloomberg

  劉CEO(45)は、同大の米中経営学博士コースの米国課程を終えるためミネアポリスに滞在していた。習近平国家主席の母校である中国・清華大学と共同運営されている同コースは主に北京で行われており、学生の平均年齢は50歳。多くが各業界のリーダーたちだ。

  中国の酒類メーカー、貴州茅台酒の幹部やフィンテックの巨人、螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)の井賢棟会長などもカールソン経営大学院で学位を修めた。

  中国政府に助言するシンクタンク、中国グローバル化研究センターの設立者、王輝耀氏は「より良い学位や教育を受けることができれば、その分認知されることになる」と話す。

  カールソン経営大学院を修了し、新興電気自動車(EV)メーカーの威馬汽車を創業した沈暉氏は、「劉CEOほどの人物なら人脈を広げるのはそれほど重要ではない。きっと視野を広げることが目的で、新たなアイデアを得るため、米社会やマーケットの理解を深めるためだろう」と述べた。

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原題:Why a Chinese CEO Was Studying in the U.S. Before his Arrest (3)(抜粋)

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