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「予測不能な」イタリア国債、ドイツの資産運用会社が保有減らす

  • イタリア国債についてはより慎重になった-シューベルト氏
  • イタリア国債は多くの外国人が保有、混乱悪化なら世界市場に衝撃も

市場は不確実性を好まない。これは昔から言われていることだ。ドイツの資産運用会社、バーブルク・インベストはこの言葉に従い、イタリア国債を売った。

  同社は最近数週間にイタリア国債の保有を減らし、配分をアンダーウエートとしている。運用者のアンドレア・シューベルト氏が明らかにした。政治が主たる材料となる市場で、イタリア国債への投資は現時点で「予測不能」だからだという。

  「ユーロ圏国債セクターで投資機会を探るに当たって、イタリア国債についてはより慎重になった」と同氏は述べた。

  イタリアの新政権が9月に公表する予算で赤字が欧州連合(EU)規則の上限である国内総生産(GDP)の3%を上回るとの懸念を背景にイタリア債は売られ、2年債利回りは8月に70ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り上昇した。

  シューベルト氏は、イタリアをユーロ圏にとどめるためEUは譲歩する用意があるとみている。イタリアはユーロ圏にとって重要な国であり、2兆3000億ユーロ(約300兆円)の債務は救済するには大き過ぎるからだ。イタリア国債は多くの外国人投資家が保有しており、同国の政治混乱が悪化すれば世界の市場に衝撃を与えかねないとも同氏は指摘した。

Foreign investors are feeling the pain

原題:‘Unpredictable’ Italian Bonds Prompt Warburg to Reduce Holdings(抜粋)

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