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米連邦最高裁判事候補のカバノー氏、公平性を約束-指名承認公聴会

  • 民主党からの公聴会延期要請を共和党は拒否、傍聴人抗議で中断
  • カバノー氏承認なら中絶や銃規制などの問題で最高裁は保守派過半数

米連邦最高裁判事に指名されているブレット・カバノー高裁判事は4日に上院司法委員会で開かれた指名承認公聴会で、法廷が「決して党派的な機関と受け止められてはならない」と述べて初日の証言を締めくくった。

  カバノー氏は「最高裁の判事らは通路を挟んで向き合って座ることはない。別々の部屋で討議することもない。最高裁判事指名が承認されれば、私は9人のチームの1人になり、合衆国憲法と米国の法律に従い判決を下すことを約束する」と言明。判事は「無党派であらねばならず、公的圧力に動じてはならない」と強調した。

Senate Judiciary Committee Holds Supreme Court Confirmation Hearing For Brett Kavanaugh

4日に上院司法委員会の公聴会で宣誓証言したカバノー氏

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  カバノー氏は7月いっぱいで退任したケネディ判事の後任としてトランプ大統領に指名された。承認されれば最高裁は保守派が過半数を占める公算が大きい。同氏は2006年以降高裁判事を務めており、連邦規制の無効化や銃所持の自由を支持し、人工妊娠中絶の権利には疑念を呈している。

  初日の公聴会はカバノー氏が慎重な発言を行ったのとは対照的に、委員会メンバーの口論や数十人の傍聴人からの激しい抗議などで中断される場面もあった。民主党は公聴会の延期や、カバノー氏が共和党政権下でホワイトハウスの事務方を務めた当時の膨大な資料の開示を求めたが、共和党はこれを拒否した。

  公聴会は5、6両日も行われる予定で、共和党は最高裁の年度初めに当たる10月1日より前にカバノー氏を就任させたい意向。

原題:Kavanaugh Promises Impartiality After Hearings Erupt Into Rancor(抜粋)

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