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米株式相場の調整予想は「誤りだった」:ウォール街の弱気派筆頭

  • モルガンSのウィルソン氏は7月に2月よりひどい急落を予想
  • 相場上昇を受けて調整予想を撤回したが、依然として慎重姿勢崩さず
Trading On The Floor Of The NYSE As Dollar Slumps On Dovish Powell Speech
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Trading On The Floor Of The NYSE As Dollar Slumps On Dovish Powell Speech
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

モルガン・スタンレーの米国株担当チーフストラテジスト、マイク・ウィルソン氏は週末の顧客向けリポートで、米株式相場が2月よりもひどい急落に見舞われる可能性があると7月に予想したのは「誤りだった」と認めた。S&P500種株価指数は過去2カ月に6.7%上昇した。

Morgan Stanley & Co. Chief US Equity Strategist Mike Wilson Interview

マイク・ウィルソン氏

写真家:Christopher Goodney / Bloomberg

  ウィルソン氏は相場調整の予想を撤回したものの、先行きには依然として慎重で、多くの投資家が考えるほど広範囲にわたる相場上昇ではないと指摘。自身の予想は時期尚早だった可能性もあるが、正しくないのと「結局は同じになる」と付け加えた。

  米株式相場は国際的な通商摩擦や金利上昇、新興国市場資産の不振をよそに、とどまることのない上昇を見せており、ウィルソン氏らウォール街のストラテジストはその勢いに降参している。S&P500種株価指数は8月に月間ベースで5カ月連続の上昇となり、2900ポイントの大台に初めて乗せた。

  こうした持続的な株高を受け、ここ1カ月に少なくとも2人のストラテジストが相場予想を上方修正した。ウィーデンのマイケル・パーブス氏とバークレイズのマネーシュ・デシュパンデ氏はいずれもS&P500種の年末予想を3000に引き上げた。ウィルソン氏は年末予想を見直すかどうか言及を避けた。同氏の予想は2750で、ブルームバーグの追跡対象ストラテジストでは最低。同氏の予想通りになるには5.2%下落する必要がある。

Morgan Stanley admits July's correction call for S&P 500 has been wrong
Morgan Stanley cites equity breadth, credit market weakness as reason for caution

原題:Wall Street’s Top Stock Bear Issues Mea Culpa on Correction Call(抜粋)

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