コンテンツにスキップする

米AMD株大幅高でもアナリストらは納得せず、目標株価の上昇鈍い

  • AMD株の長期リターンはS&P500種を大きく下回る
  • アナリストは過去のAMD株のアンダーパフォームに注目

半導体メーカーの米アドバンスド・マイクロ・デバイセズ(AMD)の株価は4日に11%強の大幅高を演じた。ジェフリーズやカウエンのアナリストが目標株価を市場予想上限と同じ30ドルに引き上げたことが好感された。年初来上昇率は173%に達した。

Year-to-Date performance exceeds all S&P 500 names

  
  AMD株は最近の上昇でS&P500種株価指数やフィラデルフィア半導体株指数の構成銘柄で最高のパフォーマンスとなっているものの、アナリストやその投資判断は過去の同社株の動きを重視しているようだ。

  投資判断の「買い」の件数は2018年4-6月(第2四半期)に「ホールド」の件数を16年ぶりに上回ったが、その間のAMD株のトータルリターンはプラス84%と、S&P500種の252%や同業の米エヌビディアの1974%に大きく後れを取った。

Longer term performance proves analysts right

  アナリストの投資判断は買いが14件、ホールドが13件、売りが4件とバランスが取れているが、目標株価の平均は17年末以降31%上昇の19ドルと、現在の株価を約30%下回る水準にとどまっている。アナリストらは年初来の株価急騰でも過去の動きを指針とし、より良い投資機会が他にあると引き続き受け止めているようだ。

原題:Advanced Micro Devices Surge Not Enough to Convince Analysts(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE