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米国で売れる車ホンダ「アコード」が不振、消費者のセダン離れ続く

A 2018 Honda Accord

A 2018 Honda Accord

Photographer: Ty Wright/Bloomberg

A 2018 Honda Accord

Photographer: Ty Wright/Bloomberg

8月の米自動車販売では、米国で最も良く売れる車の一つと広く認識されているホンダの中型セダン「アコード」の不振が続いた。消費者の需要がセダンからスポーツタイプ多目的車(SUV)に急速に変化している状況が示された。

  ホンダの販売台数は前年同月比1.3%増と、伸びはアナリスト予想の平均を下回った。「パイロット」や「アキュラRDX」といったSUVが販売台数の記録を更新する一方、アコードは11%減と、10カ月連続でのマイナスとなった。セダンではトヨタ自動車の「カムリ」やフォード・モーターの「フュージョン」なども販売が落ち込んでいる。 

  アコードは今年1月に「北米カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したものの、販売の低迷に歯止めがかかっていない状況だ。

Ice-Cold Accord

The sedan's stretch of consecutive sales declines reached 10 months in August

Source: Company statements

  オート・トレーダーのシニアアナリスト、ミシェル・クレブス氏によれば、市場全体での乗用車の占める割合は8月にわずか29%と、過去最低に落ち込んだ可能性がある。5年前には全体の出荷台数のうち49%を乗用車が占めていた。

  クレブス氏は「販売の減少が続けば、どこまで落ち込むのかという疑問も生じてくる」とし、「当社は乗用車が今年、市場全体の30%を占めると予想していたが、それは楽観的な見方だったかもしれない」と続けた。

Weather Or Not

  8月の米自動車販売ではフォードが4.1%増と、市場予想に反してプラスとなった。アナリスト予想の平均は0.8%減だった。ピックアップトラック「Fシリーズ」は約8万2000台と、8月としては過去13年で最高の販売台数を記録した。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、ゼネラル・モーターズ(GM)は約13%減と、アナリスト予想の平均(7.7%減)を上回る落ち込みとなった。特にフルサイズのピックアップトラックに関してインセンティブ(販売奨励策)を縮小したことが響いたという。同社は月次の販売台数の発表を行っていない。同社の広報担当ジム・ケイン氏は販売減少についてコメントを控えた。ただ8月にインセンティブを縮小したことは認めた。

原題:Even North America’s Top Car Falters in Cratering Sedan Market(抜粋)
Ford Stays Optimistic as Other Automakers’ U.S. Sales Underwhelm
GM Is Said to Post Steep Sales Drop on Dialed-Back Discounts (1)

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