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米ISM製造業指数、14年ぶり高水準-受注や入荷遅延が押し上げ

更新日時

米供給管理協会(ISM)が4日発表した8月の製造業景況指数は市場予想に反して上昇し、2004年5月以来の高水準となった。受注と生産、雇用の主要項目が上昇する一方で、輸出入は低下。貿易摩擦などの影響で入荷遅延指数は記録的な高水準に接近した。

ISM製造業景況指数のハイライト (8月)

  • 製造業総合景況指数は61.3。市場予想中央値は57.6。ブルームバーグがまとめた全てのエコノミスト予想を上回った。前月は58.1だった。同指数は50が活動の拡大・縮小の境目
  • 新規受注の指数は65.1(前月は60.2)。生産指数は63.3(前月58.5)
  • 入荷遅延指数は64.5(前月62.1)に上昇。6月(68.2)を除くと、2004年7月以来の高水準。
  • 輸出受注は55.2と10カ月ぶりの低水準(前月は55.3)。輸入は53.9と、昨年9月以来の低さ(前月54.7)

  今回の統計は7-9月(第3四半期)の米製造業が堅調さを保ったことを示した上に、ほぼ10年続く米景気拡大が今年7-12月(下期)も勢いを維持するとの見方を強めた。8月の雇用指数は58.5(前月56.5)で6カ月ぶりの高水準。7日に労働省が発表する8月の米雇用統計でも、製造業の雇用者数拡大が確認できる可能性が示唆された。

  ただ輸出入や入荷遅延の各指数は、ここ数カ月に及ぶ通商摩擦が貿易やサプライチェーンに影響を及ぼしつつある状況をうかがわせる。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Factory Gauge Jumps to 14-Year High as Orders Climb (1)(抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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