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9月4日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルが上げ幅縮小、リスク回避ムード和らぎ

  4日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対し上昇。堅調な米経済指標が追い風となったが、その後はリスク回避ムードが和らぐ中で上げ幅を縮小した。

  ブルームバーグのドル指数は4営業日続伸し、一時は0.7%高。8月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が予想を上回ったことでドルは上げ幅を拡大した。同指数の内訳では雇用指数が2月以来の高さとなり、仕入れ価格指数は7年ぶりの高水準近辺にとどまった。
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  ニューヨーク時間午後4時40分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比0.4%上昇。ドルは対円で0.4%上げて1ドル=111円46銭、対ユーロでは0.3%高の1ユーロ=1.1584ドル。

  ユーロはドルに対し軟化。21日移動平均の1ユーロ=1.1544ドルが目先の下値支持水準となっている。

  ドルは対円でも上昇。米10年債利回りの上昇が背景。台風21号の列島通過が出来高に影響を与えた可能性がある。

欧州時間の取引

  ドルが安定的な買い需要に支えられた。米国債利回りの上昇、新興国市場への下落圧力再燃や、貿易を巡る根強い懸念が背景。一方、ユーロはドルに対して8月24日以来の安値を付けた。
原題:Greenback Trims Gain on Way to 4th Straight Advance: Inside G-10(抜粋)
Dollar Gathers Momentum to Overpower Hawkish RBA: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株が下落、ナイキやフェイスブック安い

4日の米株式相場は下落し、米国債も下げた。一方でドルは上昇。貿易を巡る緊張状態は続いており、新興市場には引き続き下押し圧力がかかっている。

  • 米国株は値下がり、ナイキやフェイスブックが安い
  • 米国債は下落、10年債利回り2.90%
  • NY原油は小幅高、熱帯暴風雨への警戒薄れ上げ縮める
  • NY金は下落、約1週間ぶり安値-ドルの上昇が手掛かり

  この日はナイキやフェイスブックの値下がりが主要指数の重しとなった。ナイキは物議を醸すような広告キャンペーンが嫌気され、フェイスブックはアナリストによる投資判断引き下げが響いた。8月の米自動車販売では、フォード・モーターを除く全ての主要メーカーで販売台数がアナリスト予想を下回った。アマゾン・ドット・コムは上昇。時価総額は一時1兆ドルを超えた。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.2%安の2896.72。ダウ工業株30種平均は12.34ドル(0.1%)下げて25952.48ドル。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.90%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が小幅高。熱帯暴風雨「ゴードン」への警戒から朝方に大きく上昇したものの、その後はドルの上昇やオクラホマ州クッシングでの在庫増加予想を手掛かりに上げを縮めた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は7セント(0.1%)高の1バレル=69.87ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は2セント上げて78.17ドル。

  ニューヨーク金先物相場は下落し、約1週間ぶりの安値となった。ドルの上昇が手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%安の1オンス=1199.10ドル。下落率は8月23日以来で最大。

  米供給管理協会(ISM)が発表した8月の製造業景況指数は、市場予想に反して上昇。これに反応して株価は一時下げを縮めたが、午後も軟調な展開が続いた。

  ナイキは3.2%安、フェイスブックは2.6%下げた。

  南アフリカ共和国の予想外のリセッション(景気後退)入りやアルゼンチンによる緊急措置を受け、株式や為替のボラティリティーが高まるとの懸念が強まった。こうした状況が先進国市場にも影響を及ぼす可能性があるとして、市場では警戒感が広がっている。
原題:U.S. Stocks Fall, Dollar Gains as EM Assets Wobble: Markets Wrap(抜粋)
Oil Slips as Strong Dollar, Cushing Stock Build Outweigh Gordon
PRECIOUS: Gold Has Biggest Loss in a Week as Dollar Strengthens

◎欧州債:イタリア債が上昇、利回り曲線ブルスティープ化

  4日の欧州債市場では、イタリア2年債利回りが低下した。リスク志向が優勢となり、ドイツ債は下落。英国債も長期債を中心に売られた。

  イタリア債の利回り曲線はブルスティープ化。サルビーニ副首相率いる右派政党「同盟」がEUの財政赤字規則を順守すると表明し、好感された 。2年債利回りは6月11日以来の大幅低下。

  ドイツ債は朝方から軟調。銀行債の大規模発行が相次ぐ中で一時は下げを縮小したが、イタリア債が上げ幅を拡大するにつれて再び売られた。

  ドイツ10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.36%、フランス10年債利回りは変わらずの0.69%、イタリア10年債は13bp低い3.03%。
原題:BTPs Bull Steepen, Bunds Decline; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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