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きょうの国内市況(9月4日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅続落、米国の貿易摩擦への警戒続くー自動車や素材安い

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  東京株式相場は小幅に続落。米国の対中追加関税やカナダとの通商協議に対する警戒から、自動車やゴム製品など輸出関連の一角、鉄鋼や非鉄金属など素材関連が安い。

  TOPIXの終値は前日比2.07ポイント(0.1%)安の1718.24と4日続落、日経平均株価は10円48銭(0.05%)安の2万2696円90銭と3日続落。

  りそな銀行アセットマネジメント部の下出衛チーフストラテジストは、米国による中国製品2000億ドルに対する追加関税が実施される可能性が高まっていることについて「今回は関税規模が大きく世界経済に与えるインパクトは無視できない。日本企業にも影響が及ぶ」と指摘。貿易摩擦によってグローバル経済が下押しするなら今後の企業業績は「製造業を中心に振るわなくなるだろう。報復関税がリスクオフの円買いにつながるとみられ、いまは積極的に買えない」と話す。

  東証1部33業種はゴム製品、鉱業、空運、輸送用機器、鉄鋼、石油・石炭製品、食料品、卸売、非鉄金属など21業種が下落。上昇はパルプ・紙、証券・商品先物取引、陸運、小売 不動産、精密機器、その他金融、機械など12業種。

  個別では5-7月営業減益の伊藤園が大幅安。SUBARUやホンダ、楽天やスタートトゥデイ、サイバーエージェントも安い。一方、SMBC日興証券が新規強気判断としたバリューコマースが大幅高。2-7月増益のピジョン、野村証券が目標株価を上げたエムスリーは高い。

  東証1部の売買高は10億6239万株、売買代金は1兆8054億円。値上がり銘柄数は838、値下がりは1169。

●債券先物上昇、日銀オペ回数減受けた需給懸念が後退ー10年債は重い

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  債券市場では先物相場が上昇。日本銀行が9月の国債買い入れ方針で示した中期・長期ゾーンのオペ回数削減に伴う月間ベースの減額が限定的になるとの見方から買い戻しが優勢になった。一方、入札を翌日に控えた10年債は上値が重かった。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比2銭安の150円23銭で始まった後は上昇に転じ、午前のオペ通知後にやや水準を上げた。午後は150円34銭まで上昇したが、取引終了にかけて上げ幅を縮小し、結局は2銭高の150円27銭で引けた。

  SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「回数削減で注目された中期ゾーンのオペが予想通りの金額となり、長期ゾーンもオファー額レンジの中央値となれば月間の減額幅は1500億円。先日の指し値オペと臨時オペで2兆円も買い増したことを考えれば小さい。昨日に比べて不透明感が払しょくされてきた面はある」と指摘した。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の351回債利回りは0.11%と、午後に入って日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値を0.5ベーシスポイント(bp)下回って取引を始めたが、午後3時過ぎに0.115%に戻した。

  日銀がこの日に実施した国債買い入れオペは、残存期間1年超3年以下が3000億円、3年超5年以下が3500億円と、それぞれ前回から500億円増額された。いずれも新しい買い入れ額レンジの中央値。同金額を維持した場合の月間の買い入れ額は1-3年で8月比横ばい、3-5年は500億円の減額となる。10年超25年以下と25年超は1800億円と600億円で前回から据え置かれた。オペ結果は、25年超を除くゾーンで応札倍率が低下した。

●ドル・円が上昇、豪ドル高をきっかけに円売り優勢

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  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。オーストラリア準備銀行(中央銀行)による金融政策の声明発表を受けて豪ドルが対円で買われた流れがドル・円にも広がった。

  ドル・円は午後3時52分現在、前日比0.3%高の1ドル=111円36銭。午前の取引では日本株が軟調な寄付きとなる中、110円90銭まで下げたものの、その後は下げ幅を解消する展開となった。豪中銀の金融政策発表後に豪ドル・円相場が反発すると、ドル・円も上昇基調を徐々に強め、一時は111円40銭を付けた。

  NBCフィナンシャル・マーケッツ・アジアのデービッド・ルー氏(香港在勤)は、豪中銀の発表を受けた豪ドルの買い戻しや、豪ドル・円相場の上昇などがクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)全般やドル・円の押し上げになったと指摘。「ドル・円は前日の高値111円19銭を超えたことで、ストップロスの買いを誘発し一段高になっている」と言う。

  豪ドルは豪中銀の政策発表前に対ドルで一時0.4%安の1豪ドル=0.7188ドルまで下落。その後は、豪中銀が市場予想通り金利を据え置いたことや、声明文で経済は上期にトレンドを上回る成長と推計したことが示されると買いが優勢となり、0.7235ドルまで反発した。

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