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Photographer: PHIL WEYMOUTH

アジア景気サイクルの短期化でディフェンシブに照準ーJPモルガン

  • 15ー16年の景気後退からの回復局面はわずか2ー3年とホー氏
  • 有料道路運営会社やREITなどへのエクスポージャーを再構築
Traffic passes under the E Tag electronic tolls toll on the Transurban Group toll highway outside Melbourne, Australia Monday, January 31, 2005.
Photographer: PHIL WEYMOUTH

JPモルガン・アセット・マネジメントは米国の減税と通商環境の悪化でアジア株のバリュエーション(評価)サイクルが速まるリスクがあるとして、有料道路運営会社のようなディフェンシブ銘柄を積み増している。

  アジア株約44億ドル(約4900億円)を共同運用する香港在勤ポートフォリオマネジャーのジュリー・ホー氏はアジアでは2015ー16年の景気後退からの回復局面がわずか2ー3年で、景気サイクルが短くなっている可能性が高まっていると指摘。これによりアジア株はサイクル終盤に押し出されるかもしれないという。

  同氏は電子メールでのインタビューで、「米国におけるサイクル終盤の驚くべき財政拡大は、さらに積極的な金融引き締めが将来のある時点で必要になる公算があるというもっともな質問をもたらす」と指摘。「センチメントに影響を及ぼしている貿易交渉はテールリスクだが、解決されなければ実体経済に影響を与える可能性がある」と述べた。

Valuation cycles usually last 5-7 years

  「JPモルガン・アジア株式配当ファンド」と「JPモルガン・アジア太平洋インカム・ファンド」を共同運用するホー氏は、中国とオーストラリアの有料道路運営会社やインドの規制対象の公益会社、シンガポールと豪州の不動産投資信託(REIT)のエクスポージャーを再構築していると説明。金利上昇で純利ざやと株主資本利益率(ROE)が改善する中、銀行も好調だろうと語った。

原題:JPMorgan Asset Buys Defensive Stocks on Faster Asian Value Cycle(抜粋)

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